「製造業のリーダー」という言葉からは、しばしば誰もが知る大規模な多国籍企業が思い浮かびます。しかし残念ながら、小規模で家族経営が多い企業のリーダーについて語られることはほとんどありません。それでも、小規模な製造メーカが市場の大多数を占めており、米国の製造業企業の98.5%は従業員数が500人未満1であり、何世代にもわたり地域社会に良い影響を与えています。
Mitchel and Scottは、インディアナ州インディアナポリスに拠点を置く精密金属成形会社です。同社は自動車から重工業まで、幅広い顧客向けに部品を製造しています。大恐慌の最中である1933年に設立され、現在は創業者一族の3世代目が経営しています。インディアナ州とテネシー州の2拠点に150人の従業員が在籍しています。
私は最近、創業者Saben Mitchelの孫であるGary SmithとJohn Mitchelによる工場見学の機会をいただきました。工場の様子は、きっと貴社の工場とも似ているでしょう。単軸および多軸のCNC旋盤や研削盤などが並んでいます。
そして彼らはクラウドERPで業務を運営しており、これをプラットフォームおよび今後のイノベーションや変化する市場ニーズへの対応の出発点と位置付けています。
Mitchel and Scottは品質を重視しており、同社のロゴには「Where quality is built in.」というフレーズが含まれています。また、CEO兼会長のJohn Green(こちらも一族のメンバー)によると、同社はリーン生産、ビジョン、そしてビジネス推進力としてのテクノロジーとイノベーションも重視しています。数年前に成長計画を策定し、必要な変革を盛り込みました。
彼らは、より自動化され、紙への依存度が低い環境への進化に注力しました。最高レベルの品質確保に注力しました。データサイロの排除と、両工場のデータを単一のデータベースに統合し、よりデータ駆動型のビジネスへの進化に注力しました。クラウドがその実現を後押ししました。
Mitchel and Scottは現在、サプライヤとの自動通信のための統合EDIを導入しています。無駄な時間と材料を削減し、より高い製品満足度を実現するインライン品質管理を活用しています。複数拠点を完全に接続し、すべての会社情報を単一のデータの正しい情報源に統合する単一システムを構築しています。
すべての従業員がPlexにアクセスし、直接データを入力することで、リアルタイムの単一記録システムを形成しています。そして、以前はソフトウェアやサーバーの管理に従事していた技術リソースは、現在ビジネスプロセスやリーンイニシアチブの強化に注力しています。
これらの改善は継続的な成長と企業の進化の基盤となっていますが、Mitchel and Scottは現状に満足していません。新しいネットワーク対応・通信機能付き生産設備が稼働することで、システム、データ、従業員の接続性はさらに進化していきます。モビリティ、ウェアラブル端末、IIoT、センサーの進化は、 ビジネス効率、データ収集、自動化のさらなる向上の機会を実現します。Mitchel and Scottは、この接続性が高まる環境を積極的に受け入れています。
85年間、Mitchel and Scottはリーダーとして、変化する顧客ニーズや市場要求にビジネスを適応させてきました。市場の今後の展開は完全には明らかではありませんが、どのような変化にも確実に備えていることでしょう。
貴社は準備ができていますか。これからの変化に備えるための洞察を得るには、The Definitive Guide to Connected Manufacturingをご覧ください。
1 http://www.nam.org/Newsroom/Top-20-Facts-About-Manufacturing/
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